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ランドローバー体験会インプレ
フリーランダーとディスカバリーを試乗。
試乗内容は
モーグルのように左右輪を交互に穴に落としながら進む地形と
全開加速からABSを利用してのエルクテスト
(動物や人間の飛び出しを想定した障害物回避動作)
斜面の登坂と降坂でヒルディセントコントロールを体験。
砂山を上り下りして車体が横に傾いた状態を体験。
低速スラロームでナヴィゲーター側のフロントタイヤで
マーカーを踏んでいく競技。
すべて砂の上だが、モーグルとエルクテストの部分は
硬くしまっている。
まずはフリーランダーを試乗。
フリーランダーはモーグルでは足の動きが硬く
どこどこと突き上げがくる。
ストローク自体もあまり余裕がない様子が感じられた。
じつは最初にトライしたときにスタックしてしまって、
最初は問題ない深さだったのがディスカバリーが何台もトライするうちに
掘れてしまったということで、ディスカバリーでは問題なかったのだが
フリーランダーではスタックとなってしまった。
この辺にやはり能力差が現れているといえる。
(この写真ではわからないが右後輪は完全に浮いている)
ちょっと押しただけで脱出してしまう程度だったのだが
逆に言えばその程度の状況でもスタックしてしまうわけで
電子デバイスの能力の程度が見て取れる。
このABSを応用したトラクションコントロールに
LSDのような従来の方法と比べてどれほど優位があるのかは
疑問に思われた。
こうした状況ではトルコンのすべりも大きく
トラクションのかかり具合が分かりづらい。
エルクテストでは意外にも軽快とさえ言えるハンドリングに驚かされた。
全開加速ではそこそこに速いと感じた。
ABSがとても賢く、きちんと減速しつつステアもできる。
ただしブレーキングドリフトになってしまい、
きちんとしたカウンターステアを当てる必要がある。
ダブルレーンチェンジは半ばたこ踊り。
最終的にオーバーステアになるステア特性、
ドライバーにコントロールの権限がある点とも
好ましいし、4WDだからこれくらい曲がり易いセッティング
の方がありがたいが、車の性格とあっているか疑問ではある。
人によってはスタビリティーコントロールが必要と感じるだろう。
これだけ電子デバイスが満載でハードウェアがそろっているにもかかわらず
スタビリティーコントロールがないのは中途半端ともいえる。
もちろんこれで雪道を自在にドリフトしながら走ったら楽しいに違いない。
ABSに一任してフルブレーキングからステアするだけでドリフトするというのは
非常にありがたいセッティングだとも言える。
残りの斜面や砂地はこのクルマにとってはなんでもない
地形であったのでとくに述べることはない。
一方のディスカバリーはさすがに足の動きに余裕があり、
ゆったり、たっぷりとしたストロークでモーグルをこなす。
全開加速でもそこそこの速さを見せ、車重なり のパワーが
与えられていることが分かる。
ABSの制御はフリーランダーと同様だが
フリーランダーのように大きくテールを振り出さないところが異なる。
登坂、降坂、砂地といった残りの地形はディスカバリーにとっては
何の苦もなく、といった感じで
普通のSUVで林道を走っている程度の余裕だ。
さすがに全体的にはゆったりとした動きだがオフロードでも
乗り心地が良いというのはさすがランドローバーといったところ。
ディスカバリーはロール制御が利いていて車高、重心高を考えると
ロールが非常に少ない。一方で人工的にロールを押さえ込んでいる
違和感もない。
車体の重さをほとんど意識しないで済む非常に快適な仕様であった。
一方やわらかい砂地ではずぶずぶと砂に沈みながら
進む様子に頼もしさを感じながらも
これだけの巨躯をスタックさせたら一体どうするんだろう
という不安も強かった。
ちなみに最後のマーカーを踏む競技では半分程度しか踏むことができなかった...
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